レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.69

2017年上半期レジェンドストーリー銅賞I.H

対象ストーリー
2017年上半期 平成29年 3月度 ASA岩槻 担当区域

その日は、ご試読いただいたお客さまへ訪問する日でした。
社長から珍しく「頼むね」と激励をいただいたので気合が入っていました。

ですが到着がおそかったりなどでスタートが少し遅くなってしまいました。
焦りながらも1件目を訪問するとご主人様がご対応してくださいました。
ですが読売新聞さんを30年以上取っていらっしゃるお客様で、新聞を一度も変えたことはないといわれたのですが、私は気合を入れてお話しさせていただいたところ、何とか6か月のご契約をいただくことができました。

「よし!幸先よく契約が取れた!次も気合入れていこう!」
と、気分良く訪問を続けると、2件目、3件目とどんどんと契約をいただくことができました
もう断られる気がしません!
9件目の契約をいただき、時間は7時半を回るころ。
何とかもう一件の契約をいただきたい僕は、その日お会いできなかったご試読のお客様の訪問をしようと思い地図を開きました
地図を見て、よしここだ!と向かおうとした瞬間。・・・まてよ・・・
この時間、迷惑じゃないか?・・・ふと頭をよぎります

というのも、以前のご試読いただいたお客様を訪問する際、同じように時間が差し迫った状態でお客様のところへ訪問しました。
そしてしっかりとした説明やメリットをお伝えすることができずもちろん契約に至りませんでした。
しかも次の日は笹木課長と交代することが決まっていたのに・・・
もしそのお客様を次の日の笹木課長に訪問してもらったらご契約いただけたのかもしれないのに・・・
本社のオペレーターさんが必死にお電話をしていただいた試読なのに・・・
ASAの方々が毎朝一生懸命配達していただいたお客様なのに・・・
そんな後悔の思いをいただいた前回でした。
しかも明日は笹木課長と交代します。
私はこの一件を私欲でつぶしてしまうより、明日に訪問してもらおうと決めました。
そして立ち止まりもう一度地図を開きます。
のこりあと10分。これで絶対契約を取ってみせる!

自分のいた場所のすぐ先に2件の新築があるのに気づきました。
よし!ここだ!
ピンポーン
インターホンを押すと奥様が何事かと出ていらっしゃいました。
「奥様!」
「朝日新聞です!〇▽◇□!!!!!」
「お願いします!!!!!」
「もう!しょうがないわね。わかったわよ!半年だけよ!」
「ほんとですか!ありがとうございます!」
「普段は断るんだけど、あなたの勢いと笑顔に負けたわ。今回は付き合ってあげる」
と言ってくださいました。
こうして無事に目標であった10件の契約をいただくことができました。
その日、松﨑社長から激励をいただかなければ・・・
ご試読いただいたお客様への訪問じゃなければ・・・
10件の契約を取ると目標を設定していなければ・・・
最後に私欲をすてて目の前に突き進んでいなかったら・・・
ああじゃなかったら、こうじゃなかったらと感じることばかりの一日でした。
奇跡の連続で生かしていただいているなと改めて感じることのできた一日でした。