レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.31

2012年下半期レジェンドストーリー銀賞T・O

対象ストーリー
2012年下半期 平成24年8月度 ASA自由ヶ丘 担当区域 8区

ASA自由ヶ丘での話です。
その日いつものように、一軒一軒訪問していた私は、少し高台にたつ一軒家を訪問しました。インターフォンを押すとガチャっとドアが開き、ご主人らしき人が出てこられ『何の営業?』と聞かれました。私は挨拶をし『朝日新聞です』とお伝えし、ほんの少しだけ説明をすると『新聞の営業かぁー、うちはずーっと何十年も東京新聞なんだよなぁ、今の新聞は読みたいものがあってストップしたくないんだよね』『ちょっと待っててな、女房に聞いてくるからさぁ』といって奥に入っていかれました。するとご主人はすぐに戻ってこられ『いいよ、明日から半年だけ入れて』と併読でご契約がいただけたのです。
私は、わずか1、2分たらずのあっという間の出来事に、うれしさ反面、なぜこんなにあっさりご契約いただけたのか不思議でしたので『このあたりは新聞の営業はあまり来ないのですか?』と聞くと、『しょっちゅう来るよー、普段来る営業は態度が良くないから、あっさりお断りだけど、今回は君だからとってやるんだよ』『え?私だから??』と戸惑っていると、ご主人は『お兄さん、さっき下の道向こうから歩いてきただろ?頭下げながら一生懸命に訪問してただろ、こんな真夏の暑い日に真昼間から真面目そうに営業しているのを上の窓から女房と2人でずーっと見てたんだよ』『何屋かわかんないけど、もしきたら水くらい出してやろうと思ってたんだけどさ、普段なら断る女房も今回はOKだってさぁ』とおっしゃいました。

このお客様と、ご契約に至まではほんの少しの時間でしたが、その前の自分の行動、他のお客様への姿勢を見て決断していただけた事は、これからも私自身『一件一件』のお客様を大切にしていきたいという思いをあらためて実感できた一日となりました。