レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.94

2021年上半期レジェンドストーリー特別賞Y・M

対象ストーリー
2021年度上半期

朝日新聞調布北部店に入店した時のお話です。
その日は練馬支社の川瀬課長、高橋優、将吾両主任と入店させていただきました。夜の7時帰店だったのでお店にもどりその日の日報を作成しようとすると川瀬課長に一本の連絡が入ります。練馬支社DAYサイクル賞まであと一件という知らせです。練馬支社にはDAYサイクル賞という制度があり、1日の目標の90%を全体で達成することにより賞金がもらえます。90%達成まであと1件、川瀬課長は真っ先に延長のお願いをし「あと一件何とかするぞ!」と全員に伝え飛び出していきました。
私も心当たりのお客様がいたので携帯電話のマップを開き住所を調べると4.8キロも距離があります。しかし川瀬課長が飛び出していった背中を見て私もあきらめている場合ではありません。急いでバイクにまたがり走らせること10分、目的の場所に到着しました。
しかしどういうことか回りは一軒家ばかり、目的としてた場所はマンションだったのですがどこにも見当たりません。嫌な予感が頭をよぎり、再度マップを開くとあることに気が付きました。住所に南が抜けているのです。急いで住所を打ち直してみると本当の目的地はここから真逆、6.2キロもあります。しかしそんなことではやはり諦められません。川瀬課長の背中が頭をよぎります。再びバイクを走らせ店の前を横切り15分ほどでやっと目的のマンションに到着。すると今度は警備員が行く手を阻みます。何とか私はトラップをかいくぐりお客様の部屋にたどり着きました。そこにいたのは何ともお優しい奥様です。しかしその奥様も英字新聞の方がいいと抵抗にあいます。だがしかし、私もあきらめるわけにはいきません。川瀬課長の背中が浮かび上がります。
そして日本語の新聞が絶対にいいと押切り、なんとかご契約をいただくことができました。
その後大急ぎでお店に戻り、バイクを止め中に入ると一瞬シーンとした空気、、、やばいかなと思った瞬間全員からのグータッチ、サイレントトリートメントを受けました。そして目の前には川瀬課長の笑顔。ありがとうございます。
販売店には1時間の延長というご迷惑をおかけしましたが、全員一丸となり、目標に向かう一体感を味わい、改めて仕事の楽しさ、一体感を感じることができた1日となりました。