レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.95

2021年上半期レジェンドストーリー特別賞Y・M

対象ストーリー
2021年度上半期

朝日新聞六郷店に入店した時のお話です。
その日私は団地を訪問していました。上の階から訪問しようと私はエレベーターに乗り込みます。2階、3階とエレベーターは上昇。
それと同時に私の気持ちは引き締まり顔にも緊張の様子が表れてきます。「そんな顔でお客様のところに訪問するわけにはいかない。」私は深く息を吸い込み気持ちを落ち着かせます。そして最上階に到着、ドアが開きました。
「よし!」そう心の中で叫びエレベーターを降りたその時です。
「あれ?何かおかしいな?」何故か世界がスローモーションになったような感覚、段々と地面が近づいてくる。。。激しく転びました。。。
あまりの激痛に私はつい大声で叫んでしまいました。
必死で痛みをこらえようとしていると奥のほうから足音が聞こえてきます。私が転倒した様子をみて心配してくださった3名の奥様方が駆け寄ってきてくださり、手を貸してくださったのです。私はなんとかよろけながらも立ち上がり、「ありがとうございます」お礼を言い、と何とか歩き出すことが出来たのですがやはり痛みは治まらずよろけてしまいます。
すると1人の奥様が「家に入りなさい」といいお宅にお邪魔すると椅子を出してくださり「座って少し休みなさい」とても親切に対応してくださったのです。
そして奥様は更に私の体を心配してくださり「今日は仕事無理だから帰りなさい」すごく温かいお言葉が胸に響きます。しかし私の仕事は完全歩合、足が痛いからと言って仕事を休むわけにはいきません。私はこう答えました「いえ、契約を取ってくるまで帰れないんです」すると奥様は「うちは読売なんでねー、朝日は取れないの、、、」しかしなんだか考えてくれている様子。私はすかさず「読売さんなら朝日とれますよ!6か月だけ休んでもらえれば大丈夫です!助けて!」奥様は少し考えて「じゃあ分かったから今日は帰りなさいよ!6か月ね!」そう言いながらご契約をいただきました。その後、そのお宅を後にし、同じフロアを訪問していると横から大きな声が、、、「あなた帰りなさいって言ったでしょ!」声のしたほうを向くと先ほどの奥様がいます。私は驚きながらも「あと1件必要なんです!」そういうと奥様は「ちょっと待ちなさい」といいながらあるお宅のインターフォンを押します。出てきたのは助けていただいた3人のうちのもう1人の方でした。そしてそのまま話を進めてくださりなんともう1件6か月のご契約をいただくことができたのです。
怪我をしたところを助けていただき、さらに私の体を気遣い2件ものご契約をいただいた奥様には本当に感謝しています。
助けていただいた奥様のご好意が無駄にならないよう私はこれからも精一杯めげずに頑張っていこうと誓った1日になりました。