レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.98

2021年上半期レジェンドストーリー特別賞K・H

対象ストーリー
2021年度上半期

あらかじめ1週間のお試し読みをして頂いているお客様のお宅を訪問する2日目のお話です。その日はASA国分寺南口店に高円寺支店から笹木支店長、上地班長、練馬支社から高橋優主任そして私の4名で入店していました。前日も同じメンバーで入店し、私は3件、全体で12件のご契約をいただき挑んだ2日目です。しかし1日目とは違い2日目は苦戦を強いられます。5時の中間報告の時点で私はまだ1件もご契約をいただけていません。しかし会社の決まりで現状を支社長に報告しなければなりません。稲月支社長から電話で「最低でも20件、延長はできる?」そう言われたので販売店に電話をし、30分延長の許可をいただきました。その日は入店している4人でライングループを作り、契約を頂いたらラインで報告しあっていました。笹木支店長3件、優主任3件上地班長1件。回りはどんどんご契約を頂いている中私はまだ0件、何も起こらず時間だけが過ぎていきます。そして残り時間は延長した30分のみとなってしまいました。最低目標の20件まであと1件、このままでは自分のせいで達成できなくなってしまいます。「今日は何をやっても上手くいかない」そう考えた自分は稲月支社長がいつも言っている「一軒家を軒並み訪問すること」という言葉を思い出し、あきらめずとにかく1件1件訪問し続けました。するとあるお宅にたどり着きます。奥様が出てこられこうおっしゃいます「コロナがなければいつもは海外にいて仕事をしているの」私はここしかないと思い「何とかお願いします!」とレジェンドの基本動作である笑顔でお辞儀90度3秒間いえ10秒、20秒、、、どのくらい頭を下げていたかわかりません。すると奥様は「あと1年は絶対日本にいるから明日から1年間とってあげるわよ」と言ってくださりご契約を頂くことができました。私は本当に心から感謝をこめありがとうございますとお礼をしその場を後にします。
時間がないので急いで販売店に帰店するとどうやら戻ってきたのは私が一番最後のようでした。店に入るとほかのメンバーが心配そうに私を見ています。1件のご契約をいただいた事を報告するとみんな一斉に笑顔でガッツポーズ!どうやらこのギリギリに頂いたご契約で20件達成できたということだったのです。「本当によかった!あの時諦めていたら、もっと気持ちに余裕があるときに奥様に出会っていたら」そう考えると多分今回のご契約は頂けなかったんだろうな、必死になって最後まで希望を持ったからこそ頂けたご契約だと私は思います。そして本当に諦めなくて良かったと改めて感じた1日となりました。