レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.106

2022年レジェンドストーリー特別賞Y・O

対象ストーリー
2022年上半期 令和4年2月度 ASA板橋西部

ASA板橋西部に入店した時のお話です。

最終日前日ということであと2日で今月の成績が決まるのでいつも以上に気持ちがノッテいます。「よっしゃ!やってやるぞ!」そう意気込み販売店を出ました。そんな気持ちとは裏腹に今日の天気は今にも雨が降り出しそうな暑い雲におおわれています。1時間ぐらいするとポツポツと雨が降り出しました。次第に雨は強くなり、ポツポツからザーザーと勢いをまし気が付けば大雨と言っていいぐらいの天気です。

しかし何故かその大雨が気にならないぐらい気持ちは高まっており、私はひたすら軒並み訪問しています。まるでこの先に何かが待っているような不思議な感覚で自然と体が動きます。

次第に雨がやみ、雲の切れ間から光が差し込みます。その差し込んだ光は一本の筋となって真下に伸び、まるで私を導いているかのごとくある一軒家を照らしているように見えます。

自然と足が動き、そのお宅の前にたどり着いた私はまず表札を確認、なんとそこには私と同じ「大城」という文字が。

運命のようなものを感じインターフォンを押すと60代ぐらいのご主人が出てこられました。大城という苗字は沖縄に多いため「もしかして沖縄出身ですか?」と聞くとやはり沖縄出身です。私は自分の父親と同じぐらいの世代のご主人だったので「僕の父も沖縄出身です、どこの中学校ですか?」と聞くとまさかの父と同じ中学出身だったのです。しかもさらに話を聞くとご主人には弟がいるらしく、その弟さんと自分の父親が同級生で知っているということなのです。ご主人は「弟と同級生だったんだよ!昔はよくやんちゃして遊んだよ!」嬉しそうに話しています。

話は盛り上がり最後にご主人は「同じ大城一族としてとってあげるよ!これは応援してやらんとな!」そう言って契約書を書いていただきました。

私は満面の笑みで「ありがとうございました!」とお辞儀をするとご主人は「お父さんによろしくな!お前も頑張るんだぞ!」最後にそう言ってくださいました。

外はすっかり晴れ上がりさっきまでの雨は嘘のようです。余韻に浸り私はこう思いました「これが運命か、、、」

なんだか不思議な気持ちになった1日でした。