その日は4日間で行われた特拡の最終日でした。
4日間の営業成績をほかのチームと競い合い順位を決めるイベントだったのですがレジェンドは現在3位。
目標は2位以上、最低でも3位はキープする。
気持ちはすごく乗っていたので今日はいけると思い区域に到着したその瞬間です。
思いっきりつまづき右腕と右足を負傷してしまいました。
通常であれば病院に行っている程の怪我です。ですが今日は特別な日、レジェンドの看板を背負っている以上逃げるわけにはいけません。
骨折しようが何であれ絶対にやるつもりで挑んでいます。
バイクに乗ることもできず大きく移動ができないのでそのまま軒並み訪問を開始。
そして読売新聞を現在購読されているおじいさんに出会いました。
痛みに耐えながらで大したトークもできませんがそれでも「絶対にやらないと」という気持ちだけでなんとか粘ります。
ずっと頭を下げお願いした結果おじいさんは「来月からとるよ」と言ってくださりご契約を頂くことができました。
その後も足を引きずりながら軒並み訪問し別のお宅でもう1件ご契約を頂き販売店へと戻りました。
この特拡の結果は変わらず3位でした。
しかし普段であれば痛みが勝りゼロのままで帰っていたかもしれません。
トークに集中できず新人の頃のようにひたすらお願いすることしか出来ませんでした。
それでも2件のご契約を頂けたこと。
意地とプライドで乗り越え「結果よりも大事な何かを得られた」そんな気がした一日となりました。