レジェンドストーリー

- お客様と作る感動の物語 -

STORY.128

対象ストーリー
2024年度下半期 令和6年10月度 ASA三鷹東部

入社してから初めて1人で営業にでた日でした。

入店したお店はASA三鷹東部。

地方から出てきた私は全く知らない土地でした。

しかし不安な気持ちよりも「絶対に契約をもらうぞ」という気持ちが強く「何もわからない自分にできることはとにかく軒並み訪問するだけ」区域についてからはすぐに訪問開始しました。

3時間ほど経過したころです。初めの意気込みとは裏腹に実際は厳しく、インターフォンで断られてばかり。次第にインターフォンを押すことも躊躇するようになってきました。

しかしまだ初日です。「初めてだから断られて当たり前」そう思うと心が楽になり、気持ちも復活してきました。

再び訪問を開始してしばらくするとあるお宅に差し掛かりました。

インターフォン越しに朝日新聞と伝えるとこれまでとは違い女性の声で「ちょっと待ってね」と言ってあっさりと出てきてくれたのです。

挨拶品をお渡しし、話を聞いていると今は産経新聞を読んでいてご主人が亡くなる前まではずっと朝日新聞をとっていたとのことです。

実は奥様自身、亡くなったご主人が大好きだった朝日新聞から産経新聞に変えてしまったことに申し訳なさを感じていたようで次に朝日新聞の人が来たら取ろうと決めていたということでした。

あきらめずに訪問し続けたからこそ出会えたお客様でした。

一生懸命に訪問して全く契約いただけないと思った矢先のご契約だったので今でも鮮明に覚えています。

もしかすると初日、この奥様に出会わなければ今の僕はなかったかもしれません。最後まで諦めないことがいかに大事かを肌で感じた初めての営業でした。